不動産投資は金融機関から融資を受けられる
昨今の年金不安などの影響から、サラリーマンでも副業をする人が増えてきました。
その中でも中古の戸建てや、アパートなどを購入して、それをリフォームやリノベーションなどを施して、人に貸すという不動産投資をする人もいます。
アパートマンション投資と言えば一昔前までは、土地を持っている地主さんがすることが多かった時代がありました。
しかしサラリーマンでも副業として、それを実行する人が増えています。
不動産投資というと、大きなお金が必要であることが多いです。
例えばアパートやマンションを1棟買いする場合には、何千万円という購入費用が掛かることもあります。
時には何億円という物件もあります。
そのような値段の高い物件は、サラリーマンでは到底手の届く物ではありません。
しかし不動産投資独特の特徴として、金融機関から融資を受けられるという事があります。
例えば3000万円のアパートを購入する場合には、頭金を2から3割積めば残りは、融資に頼ることも出来ます。
他の投資ではこのようなことは出来ませんので、不動産投資独特の旨味であると言えるでしょう。
他にも忙しいサラリーマンにとっては、購入したアパートを自主管理することは難しい場合があります。
そのようなときには、管理会社に依頼すれば、家賃の約5パーセントほどで物件の管理を引き受けてもらえます。
管理の内容は、クレームの処理から、入居者のあっせんや家賃の回収なども引き受けてもらえるところもあります。
ですから普段本業で忙しい人にとっては、管理会社を利用するのがベストです。
マンションの区分所有や小さなアパートの購入から始める
では、どのような物件から購入してゆけばよいのでしょうか。
初心者が始める場合には、まずはマンションの区分所有や小さなアパートの購入から始める方が良いでしょう。
いきなり大きな物件を購入した場合には、借入金もおのずと大きくなります。
家賃収入から返済していくわけですから、それがうまく回れば問題ありません。
しかし、空室率が上がったりして、お金がうまく回らなくなると大変です。
このようなことがあっては、それが原因で夜も眠れなくなったり、仕事にも差しさわりが出る可能性があります。
ですからそのようなことを防ぐためにも、投資の初心者は、小さな物件の購入から始めたほうが良いのです。
そして段々慣れてきたら、大きな物件の購入を検討してみるのもよいでしょう。
それに加えて、もしも小さな物件であれば、借入金を利用することなく、現金購入も可能な場合があります。
それならば、借金もありませんので、安心して運営できます。
若干の空室率があっても、借入金がない場合には大変心強い不動産経営ができます。
書籍を読んだりセミナーに参加しして投資のことを良く学んでおく
結論から言いますと、サラリーマンでも不動産投資は可能です。
ただし、これは投資ですからリスクが常に付きまとうことを覚えておくことが大事です。
リスクとは主に、借入金のリスクや、空室率の問題に加えて天災、人災なども考えておくという事です。
アパートマンション経営は何が起こるかわかりません。
ですから常にどのような事が起きても、良いように準備をしておくことが大事なのです。
そして、投資を始める前にきちんと書籍を読んだり、セミナーに参加したりして、投資のことを良く学んでおくことが大事です。
準備もせずにいきなり物件を買うという事は、絶対にやめたほうが良いでしょう。
一番大事なことは準備をしてから始めることです。
サラリーマンが不動産投資を始める時には、そのほかにも心の準備もしておくことが大切です。
ローンを抱えて不安になるようでは、心の準備が出来ていない証拠です。
ですから、すべてにおいて準備が整ったところで、投資を始めてみましょう。
そうすればリスクも最小限に抑えることが出来ます。